2009年7月30日木曜日

モーニングセミナー通信 VOL.40

日 時 2009年7月30日(木) 6:00~7:00
回 数 第279回
講話者 医療法人社団尚誠会ホワイト歯科医院
山地 尚子 氏
テーマ 抗加齢医学の新しい潮流(加齢と共に生きる!!!)
備 考 山地氏から手鏡のプレゼント。ありがとうございました!

 

2009.7.30MS 山地 尚子氏

2009.7.30MS (7) 2009.7.30MS (2) 講話風景

2009.7.30MS (4) 資料・手鏡

2009.7.30MS (9)

頂いた手鏡で面白い?怖~い実験?!

『テーマ内容』

患者様の切実な口臭についての悩みを数々聞き、2,000年から本格的に口臭にちて勉強し、香川県初の‘口臭治療外来’を設けました。治療で完治された患者様が四国新聞に自分の感想を連絡して下さり、2006年9月に新聞にも掲載されました。日本人の4人に1人は口臭に自信がないのが現状です。欧米のようにブレスコントロールが一般に浸透していないせいもあり正しい知識が無いままに対処されています。間違った知識は逆に口臭を悪化させ舌癌や味覚障害を起こす事になりかねません。当医院の口臭外来の患者様は幼稚園児~80代の男女と老若男女問わずです。来院の原因はやはり他人から口臭に付いて指摘されたり態度で示されたりと、心に傷を負っておられます。口内は内臓を唯一目で見られる器官です。健康状態を表わすので、日頃から鏡で入念にチェックをして下さい。唾液はブレスコントロールに取ってとても重要です。欧米人のペットボトルを歩きながら飲む、野球でガムを噛みながら出場する等は日本人にとってはお行儀悪く思えますが、唾液分泌にはとても大切なことなのです。1日1.5~2Lの水分を取り口の中を活性化させましょう。

『感 想』

山地氏の2回目のご講話。1回目は脳と口輪筋の関係、今回は口臭についてでした。口臭は誰しもが気にしている部分だと思います。しかしながら人にはなかなか指摘したり聞いたり出来ない部分でもあります。気にして、自分なりに予防しているつもりが悪化させている事態があるという事。舌磨きが口臭予防だと信じていましたがやり方によっては、粘膜を痛め大きな病気にも繋がるとの事。口臭を指摘されて心を痛めている方が多いので、小さなお子様~高校生位までは様々な検査を極力せずカウンセリングを主にされているそうです。《検査する》行為もトラウマになる場合があるという事。ただ単に口臭予防だけでなく、患者様の心のケアにも配慮をされている温かい医院だと思いました。

 

*手鏡の実験-上向いて映るのは10年前の自分、正面は今の自分、下向きは10年後の自分だそうです(゜o゜)

 

次回のMS(8月6日)は、社団法人倫理研究所 法人局 渡辺光男 参事 です。

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