モーニングセミナー通信 VOL.175《白井京子》

日 時	２０１２年８月２３日（木）６：００～７：００
回 数	第４２６回 万人幸福の栞 第13条 本を忘れず、末を乱さず‐反始慎終‐
講話者	香川県坂出市倫理法人会 会員 KAMAR 代表 白井 京子（しらい きょうこ）
テーマ	食が変われば人生が変わる
備 考	健康に関する様々な書籍（酵素が太らない体をつくる！・長生きの決め手は酵素にあった・食卓の向こう側・汚れた腸が病気をつくる・クスリは飲んではいけない!?）をご紹介頂きました。又、健康・不健康な腸の症例を映像で見せて頂きました。

 

講話者：白井 京子氏

講話風景

不健康な腸と健康な腸

テーマ内容』白井 京子

23年間OLをしていたが、このままでいいのか…と考え、好きだったバリ家具の輸入販売を起業。バリ家具が好きな理由は自然素材。では食は？と気付き、食について勉強。その学びに基づき自身の体が変わった経験を基にお話しします。

不健康な腸は掃除をしていない台所の排水溝と同じ。排水溝は掃除するが腸の掃除は考えた事のない方も多いはず。

日本の医療費は昭和40年は1兆円、平成19年は34兆円、日本の薬消費量、小児ガン患者数、寝たきり人数の世界一。うつ病を西洋医学の薬で治すのには限界がある。後は食生活。

ほうれん草のビタミンCの含有量は40年前60㎎、現在は6～7㎎（なんと10分の1）。マーガリンは体で溶けない（海外ではプラスティックと同じとまで言われる）ので、販売中止になっている国もある。家で作るサンドウィッチはパンや野菜はシナッとなるが、既成のものはパリッとしている。それは多くの添加物が含まれるから（酸味 甘味 着色 保存料、乳化剤等）。

アトピーやすぐキレる子供、しんどがる子供が年々増えているのも食生活のせい。生活習慣病と名前を変えた成人病、糖尿病の子供が増えたから変わった。肥満が増加傾向にあるのは、お腹はいっぱいなのだが脳は栄養失調なのでまだ欲しいと指令を出し、結局カロリー摂り過ぎとなる。

腸が汚いと血液がドロドロになり脳梗塞、くも膜化出血を引き起こす、腸がきれいだと血液がサラサラになり末端まで栄養が行き渡る。

では、どのようにすれば良いか？食の改善とデトックス（毒出し）。

食は発酵食品を摂る事により栄養素の吸収率を素晴らしく上げることが出来る（微生物が分解しているので吸収率が良くなる）。また生の野菜果物は善玉菌を増やすのに大活躍する。

デトックスには大便の排出が1番。便秘症の人は単純に便を出せばよいと思い下剤に頼ろうとするが、便秘薬で出される便は宿便は取れないので返って便秘を頑固にする（ぜん動運動を妨げる）。日々の食生活で排便する事が大切。

食を変えると、体が軽くなり頭も冴え、やる気も沸いて来る。私自身、OL時代は肩こり、むくみ、便秘、だるさ等に悩まされていたが、その当時より歳は取ったが体は健康になったのを実感している。

今の食生活が自分の10年後の体を作ります。健康で日々を過ごすために、身近な食を見直しましょう。

『感 想』

下剤に頼る（ドキッ！）。野菜を摂っているつもりでもその野菜に含まれる栄養素が少なければ、まだまだ足りない…。発酵食品や刺身にわさび、焼き魚に大根おろし等、手軽に出来る所から始めてみようと思いました。

次回モーニングセミナーは、

8月30日（木）香川県坂出市倫理法人会 丸山 保夫 会長 です。

倫理法人会は、新年度が9月。丸山保夫氏、会長として最後のモーニングセミナーです。会長代行時を数えると3年9ヶ月間の会長職。多くのご出席をお待ちいたしております。

当日、モーニングセミナー終了後は、丸山会長の手打うどん（趣味が高じて様々なイベントで振る舞われています）を、感謝の意を込めて、皆様に召し上がって頂きたいとの事。

ぜひぜひ、お時間をお作り頂き、お召し上がり下さい＼(^o^)／